建設ふれあいフェアONLINE|オンラインイベントプロデュース
建設業界で働きたいと考えている女性や小中学生、高校生など多くの人々に建設業界の魅力を伝え、担い手不足の解消を目的として開催されている『建設ふれあいフェア』。例年は五城目町にてイベントを行っていましたが、2020年はコロナ禍ということもありオンライン配信でのイベント開催となりました。プロデュース・プロでは本イベントのグラフィックデザイン・映像制作・オンライン配信運営に携わらせていただきました。
目次
建設ふれあいフェアとは
第1回・第2回 建設ふれあいフェア
秋田県五城目町で行われている、建設ふれあいフェア。(主催|秋田県、共催|ICT東北推進協議会 )
建設業界で働きたいと考えている女性や小・中学生、高校生など、多くの人々に建設業の魅力を伝え、担い手不足の解消につなげる事が目的で開催されています。
建設機械の操縦や、ドローン・VR体験、ICTに関する展示など様々な体験を通して、楽しみながら建設業について学ぶ事ができるイベントです。
↓第1回・第2回イベントの様子はこちら
第3回(2020年)開催はオンライン配信へ
2020年。全世界が新型コロナウィルスの猛威に曝された年。イベントは開催にあたって様々な制限が掛かり、規模縮小もしくは中止になるなど、大変な年でした。
建設ふれあいフェアも例外ではなく、現地開催の取りやめを余儀なくされました。
そこで、建設ふれあいフェア実行委員会は、参加小学校2校とその父兄に向けてオンラインでの開催を決定。
「第3回 建設ふれあいフェア ONLINE」と称したそのイベントは、
・建設業について学ぶ、学習パート
・最新の建設機械についてクイズで学ぶ、クイズパート
・ドローンや建機シュミレーターを体験する、実技パート
の3パートでイベントを構成しました。
そのうち学習パート・クイズパートは、ミーティングツールを用いてオンライン上で実施。実技パートは建設機械のプロフェッショナルがそれぞれの小学校に赴き、実技体験を提供しました。
プロデュース・プロでは建設ふれあいフェアのロゴマーク制作から、イベント周知用のチラシ、会場装飾用のぼり、オンラインイベント用の映像制作、オンライン配信などを担当しました。
グラフィックデザイン|ロゴマーク制作
全体のデザインコンセプトとしては、本イベントの対象が小学生ということもあり、子どもたちにも親しみやすいデザインをテーマにしています。
建設業というチカラ強く、固いイメージから全体的にカクカクしたものをデザインの随所にちりばめつつ、配色も警告色を若干マイルドにしたものを採用しました。
映像制作|動画撮影と編集
クイズパートは埼玉県秩父市にある『日本キャタピラー D-techセンター』の協力の元、最新の建設機械の撮影を行いました。
『良い状態で撮影をする』
映像を撮影する際、映るものはより良い状態を撮影します。
汚れはないか、形に崩れはないか、被写体によって気を配るところは様々です。
※看板の汚れが無いようにと、日本キャタピラーのスタッフさんと看板を磨く作業中。
『建設機械の撮影へ』
撮影する重ダンプ(キャタピラー773G)の大きさに驚愕!全長10.07m、最大積載量52.2tの日常生活ではなかなかお目にかかることのできない大きさです。
(飛行場やダムの現場などのとても広い工事現場で働く車だそうです。)
大きさ比較としてプロデュース・プロ撮影チームと比較してみました。
この迫力を画面の向こうの人にも分かりやすく、そして建設業に興味を持ってもらうために魅力的な仕上がりにするために撮影する機材を考えていきます。
『自分が乗車しているかのように魅せる』
重ダンプ車内での撮影風景です。自分が乗車しているかのように見ていただくため、そして車内が狭いため、アクションカメラを使用して撮影を行っています。
※アクションカメラとは…
バイクや自転車の運転中、スキーやサーフィンなどのスポーツ中の様子を撮影するための小型デジタルビデオカメラのこと。体の一部や道具、乗り物などに装着することが可能なため、臨場感あふれる映像を記録することが出来ます。
『さまざまな角度から捉える』
こちらは重ダンプ内で撮影していたアクションカメラの写真です。よく見ると重ダンプの車外2か所でビデオカメラと一眼レフカメラが撮影を行っています。映像制作をする時、同じシーンに同じ映像を使い続けると見ている側は飽きてしまいます。映像に動きをつけるため、そして適切な解説に適切な映像を組み合わせるためにさまざまな角度から一つのシーンを捉えます。
このあと重ダンプは発進しますが、その様子はドローンを使用して撮影しました。
イベント|オンライン配信
オンライン配信イベントは「テレビ番組を生放送でお届け」しつつ「画面の向こうの視聴者ともコミュニケーションをとる」という、一見簡単そうに見えて、実はかなり高度なイベントです。無事に成功させるには、事前の準備が欠かせません。特に今回は参加小学校が上手く受信ができるように事前に小学校へ行き、受信環境の確認も行いました。
配信会場もカメラを置く位置や、マイクチェック、出演者の様子とクイズ映像との切り替えのタイミングの確認など、さまざまな項目をチェックし本番に備えます。
イベント本番の様子
建設ふれあいフェアONLINE 開催日。
オンライン配信の用意を整えたスタジオは、画面越しに各小学校と交流しました。
当日の配信の様子は以下をご覧ください。
OVERVIEW実績概要
- クライアント名(敬称略)
- 秋田県/ICT東北推進協議会/株式会社スリーアイバード
- 制作年
- 2020年11月
- 関連タグ
- #イベント #イベント企画 #オンライン配信 #グラフィックデザイン #プロデュース #動画制作 #撮影 #映像制作
- URL
- akiken-ch.jp