築130年の古民家再生プロジェクト。クラウドファンディングでの資金調達からサポート。
五城目町町村にある築130年超の古民家再生プロジェクトのサポートをさせていただきました。クラウドファンディング用の写真撮影、Youtube動画制作から各種ツール制作(パンフレット・村民証・名刺)、ホームページ制作と多岐に渡って関わっています。デザインのベースは古民家や地域にスポットを当てたものにしていますが、古民家再生メンバーのフレッシュさが伝わるようにモダンなデザインに落とし込んでいます。
目次
シェアビレッジ町村とは?
五城目町町村にある築130年以上の古民家を再生するプロジェクトです。茅葺屋根の古民家は、趣があり素晴らしいのですが、これを維持管理するには多くの手間(草刈りや補修)と高額な費用(茅葺き屋根の葺き替え作業)を覚悟する必要があります。
昔は集落持ち回りで茅葺屋根の葺き替えが出来ていたものが、いつしか茅葺き屋根の建物は少数になり、維持管理はさらに難しいものとなっています。
こういった問題を解決すべく「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考えに基づき、集った人々でひとつの家を支える仕組み(※)を創出したものがシェアビレッジ町村です。
※会員(ここでは村民と呼ばれます)を募り、会費(年貢)を納めることでシェアビレッジを支えます。
クラウドファンディング挑戦
シェアビレッジプロジェクトのスタートから関わったものは、クラウドファンディング用の各種ツール制作です。
メインビジュアルとなる動画制作(撮影・編集)にはじまり、ロゴマーク制作、リターン画像制作と全般を制作しました。クラウドファンディングは当初目標額100万円の5倍以上、617万円を集め大成功となっています。
一眼レフによるYoutube動画制作
動画撮影には一眼レフカメラを使用し、動きのある箇所はカメラスライダーを使用。
建物の大きさもありますが、広角レンズとの組み合わせでダイナミックな映像に仕上がり、オープニングの謎な演出と相まってカオス感溢れるものに仕上がっています。
パンフレット・村民証[会員証]制作
パンフレット…横長のパンフレットは、女性用の小さなバッグでも折らずに収まるように、観音折りに畳むとコンパクトな正方形にまとまるようにデザインしました。
中面に古民家の間取りを記載することでシェアビレッジの館内案内にもそのまま使えるツールとなっています。
村民証…シェアビレッジ町村を支える村民には特別な会員証を配布されていますが、こちらは五城目町内にある髙性寺の住職にご協力いただいた花文字で記されています。
グッドデザイン賞ベスト100[日本商工会議所会頭賞]
シェアビレッジ町村は、プロジェクトが高く評価されGOOD DESIGN AWARD2015 ベスト100に選考されています。審査員による選考内容については、リンク先をご覧ください。
私(坂谷)は大変嬉しかった出来事でした!
スタートアップもサポートします!
資金獲得が目標のクラウドファンディングの場合、当座の資金繰りが難しい場面もあります。どうしたらローコストで効果的な宣伝効果を生み出すことが出来るのか、一緒に考え行動していきましょう。
まずはどのようなビジョンをお持ちか教えてください。我々も経験と知識から、よりベターな方法を考えさせていただきます。