秋田石材大感謝祭 CM制作

秋田の墓石専門店、株式会社秋田石材が創業48年を迎えました。秋田県内では売上げNo.1の墓石数を誇り、その感謝の意味合いも込めて開催された「大感謝祭」を周知するためのテレビCMを制作しました。

目次

    CM制作前の下ごしらえ

    創業48年を迎え、感謝の気持ちを込めて大感謝祭を開催した秋田石材。
    ターゲット層である中高年に向けて周知するために、クロスメディアと言われる方法でPRを行っていきます。

    ①テレビCMや新聞広告などで認知度を高める。
    ②チラシ広告なども同時期に行う。
    ③WEBサイトなどに誘導して購入や資料請求に繋げる。

    クロスメディアを行う場合、デザインの統一感が重要です。デザインが揃っていないと、見る人に同じ内容を宣伝しているのだと認識してもらえない可能性があります。デザインを揃えることで、「このデザイン=この内容」と印象付けられ、相乗効果で情報を補い合いながらターゲットに伝えることができます。

    今回のCM制作では、まずはじめにチラシのデザイン(上画像)の方向性を固め、それに合わせてCMの内容とデザインを作っていきました。
    この時点で
    ・全体のイメージ
    ・目立たせたい内容(情報の優先順位)
    ・大まかなナレーションの原稿
    以上を決めておくと、制作をスムーズに進めることができます。スピーディに良いCMを作るためには、下ごしらえが重要です。

    こまめなプレビューが決め手

    下ごしらえができたら、いよいよ制作に入っていきます。
    制作の流れは

    1. デザイナーとチラシのデータを共有する
    2. ロゴや写真など、必要となるパーツを切り出す
    3. 配置や配分を考える
    4. 編集ソフトに読み込み、BGMやナレーションを入れる
    5. アニメーションをつける

    となっています。
    3、4、5の工程が終わるごとにプレビューを出すことで大きな修正の発生を防ぐことができ、よりスピーディなCM放映に繋がります。

    今回の場合、一番最初のプレビューの時点では「大感謝祭」の文字を目立たせるために背景を白くしていましたが、プレビュー後に以下の要望をいただきました。

    「もっと目立つようにしてほしい」
    →文字が迫るようなアニメーションをつけることで改善しています。

    「もっと爽やかな印象にしてほしい」
    →植物の量を増やして爽やかさを増量させ、背景には青空を配置しました。

    その後、ナレーション付けや細部修正などの度にプレビューを繰り返し、CMとしての形を整えていきました。
    そうして関係者およびクライアントにチェックいただき、校了をいただいたら完パケ作業※を行い、テレビ局へ納品して放映となります。

    ※完成パッケージ:編集作業などが終了し放映するだけの状態のビデオテープの事

    細部へのこだわりは伝わる

    そうして完成したCMがこちら。

    今回のCM制作では「大感謝祭を開催する」ということが一番の重要ポイントでした。そのため当初のコンテから変更し、左上に小さく表示する予定だった「大感謝祭」という文字を常に中央に、大きく表示するようにしました。
    また、微かに葉っぱを揺らしたり、アニメーションの速度をナレーションに合わせて変化させたりと、細かな調整をしてより魅力的に見えるようにブラッシュアップしています。

    そういった些細な工夫によってCM全体にまとまりができ、視聴者に伝わりやすくなります。細部にまでこだわったCMづくり、興味を持った方はぜひお問い合わせください。